最長老猫とのお別れ

ちょうど1ヶ月前、最長老の猫が旅立ちました。

20年と6ヶ月一緒に過ごした猫でした。

薄三毛色の穏やかな性格の優しい子でした。

亡くなる半月程前から急激に弱ってしまい

何度も病院に通い、

最後は自宅で点滴をしていたのですが

他の猫に見守られながら旅立っていきました。

泣きながらペットの葬儀屋さんに連絡をして

自宅で火葬して頂きました。

そのスタッフ様の丁寧な対応、

焼かれた後に残ったお骨を見て号泣し通しでした。

その後、点滴の針を回収してもらうため動物病院へ。

色々と感情が込み上げてきて泣きながらの道中でした。

到着した後、駐車場で気持ちを落ち着かせて院内へ。

たまたま患者さんが切れた時間で

先生が待合室にいらっしゃり、

覚えてくれていたようで声を掛けてくれました。

その瞬間また号泣。

それで先生も察してくれました。

残念がるお言葉と労いのお言葉に

何も言えず泣きっぱなしで…

(他の患者さんが来たら困惑するレベル)

辛うじて感謝の言葉を伝えることが出来ました。

亡くなってからも当たり前に日常は過ぎていくのですが、

喪失感というか、虚無感というか…

うまく言えない感情が続いています。

今はだいぶ落ち着きましたが、

1週間位は思い出しては

運転中だろうが泣きじゃくる状態でした。(危ない)

20歳の子で、私の人生の2/3は一緒にいたので

その分喪失感が大きいのかもしれません。

他の猫たちも少なからず変化が。

1番大きく変わったのは

いつも一緒でべったり甘えてた1番若い子。

数日間は探しているのか、鳴き回っていました。

いなくなったと分かったのか、

落ち着きましたが今度は人に甘えるように。

(元々は触ろうとすると逃げ出すタイプ)

猫たちも感じるものはあるのでしょうか…。

産まれた時からいた最長老猫が旅立ったことで

残った我が家の猫たちはみんな

迷い猫や、ノラが産んだ子だけになりました。

産まれや出会いはどうあれ

巡り合わせでうちに来た猫たち。

最期まで大事にしていきたいと思います。

日記

Posted by なじゃっぺ